776 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/07/02 10:06
幼稚園ぐらいの頃の不思議体験 

その当時、夏の暑い日には、よくお風呂に水をためて行水をして遊んでいた。 
お風呂場の窓の外はちょうど洗濯物干し場になっていて、おれはそこで洗濯物を干す母親に 
大声を出して話しかけたりしていた。 
「おかあさーんなにしてんのー?」 
「洗濯干してんねんでー」 
こんな具合に。 

そんなある日の事、再び行水遊びをしていたオレに誰かが話しかけてきた。 
「あっちゃーん(家族内でのオレの呼び名)あっちゃ-ん」 
とっさに母親だと思ったオレはすぐに答えた。 
「おかーさんなにー?」 
すると声は 
「おかーさんちゃうで、わたしやでー」 
「わたしってだれー?」 
「わたしですー(今でも覚えているがいきなり口調が変わってた)」 
それっきり声は何も話してこなかった。若い女の声のようだった記憶がある。 
今にして思えばあれは母の声じゃない。 

風呂場を出ると母親は部屋でテレビを見ていた。 
今なら当然怖がっていただろうが、当時は子供ながらにあまり不思議には思わなかった。 
あの声は誰?つーか何でオレの名前知ってたんだ? 

引用元:https://hobby3.5ch.net/test/read.cgi/occult/1055552551/