語り手(A)の町にはニヤニヤおじさんというおじさんがいた
何をするでもなく自転車に乗って下校中の小学生に対してニヤニヤと視線を送るだけのおじさんだったそうな
Aも何回も遭遇したことがあって学校のほかの子達も結構遭遇していたらしく子どもの間で共通認識はあった
ある日Aが友達と下校をしていると友達が「あ、ニヤニヤおじさんだ」といって指を指した
その先には自転車にまたがってこちらを見てニヤニヤと笑っているおじさんがいた
しかしそのニヤニヤおじさんはAの知っているニヤニヤおじさんではなかった
その後このニヤニヤおじさんとは何回も遭遇したけど元々Aが知っていたニヤニヤおじさんに会うことはその後なかった
いつのまにかこのニヤニヤおじさんもいなくなった
10年位前だったと思うけどいまだに覚えてる不思議な話
引用元:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1499224290/